いろいろな大きさのオーケストラ
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オーケストラの楽譜(スコア)
今日は、20度を超える陽気でした。
朝から、お掃除、洗濯をしていると、
汗ばむほどで、重ね着していたのを
1枚ずつ脱ぎ捨てながら作業しました(^^
今日は、オーケストラについて
書きますね。
一言でオーケストラといっても、
いろいろな種類があります。
バイオリンなど弦楽器だけの
ストリングスオーケストラ。
それから、
金管楽器と木管楽器で構成される
吹奏楽(ブラスバンド)。
そして、
ストリングスオーケストラ(弦楽合奏)
と金管楽器、木管楽器などを合わせた
ものがオーケストラ(管弦楽)です。
この、オーケストラにも、実は、
規模があります。
弦楽合奏に、フルート、オーボエ、などの
木管楽器をあわせたものを、
室内管弦楽、と呼んだりします。
また、
木管楽器と金管楽器をふくむ
管弦楽にも、
その規模によって、
2管編成のオーケストラ、
3管編成のオーケストラ、
4管編成のオーケストラ、
と呼び分けます。
違いは、木管楽器や金管楽器の
楽器の種類と人数です。
例えば、フルートなら、
フルートより高い音域を担当する
ピッコロが加わったり、
オーボエには、少し低い音域の
イングリッシュホルンが加わり、
クラリネットには、
もっと低いバスクラリネットが
加わります。
金管楽器も同様に、
トロンボーンセクションに、
バス・トロンボーンが加わったり、
トランペットや、ホルンの本数が増えて、
分厚い和音を出すことができます。
オーケストラは、もともと、いろんな楽器が
参加しているので、低いところから
高い所までの広範囲の音域の音を
出すことができます。
3管編成や、4管編成などの曲では、
さらに、楽器の種類もふえて、
それとともに、打楽器や、ピアノや
ハープなど、いろいろな楽器が加わって、
絢爛豪華な響きを楽しむことが
できます。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」や
ワーグナーやマーラーなどの
オーケストラ作品では、メロディや和音の
要素ももちろんですが、
「音響」それも「大音響」という要素が
加わります。
ぜひ、これらの作品を聴くときは、
コンサートホールに出向いて聴くことを
おすすめします。
良いオーケストラの良い演奏は、
ホール全体が素晴らしい音楽と音響に
包まれて、体全体で感じる、
唯一無二の体験をすることができます。
オーケストラの作曲や、編曲を
勉強されているかたは、
ぜひ、その公演の曲目の、
ポケットスコアを持って行きましょう。
そして、2階席前方に座り、
スコアと楽団員の皆さんを見ながら、
演奏を聴くことをおすすめします。
視覚と聴覚の両方から、
どの楽器とどの楽器が重なるとき、
どんな音(音色&音響)がするのか
体感して覚えることができます。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。