小曽根真クリスマスジャズナイトに行ってきました
上海の余韻の中、きのうは渋谷へ。
Jazzピアニスト、小曽根 真さんのコンサートに
行ってきました。
OZONE MAKOTO クリスマス・ジャズ・ナイト 2019
です。
チケットを提示して、ホールに向かうと、
どこからともなく弦楽四重奏の音が聴こえて
きました。
曲名は忘れましたが、聴いたら誰もが知っている
曲を、生演奏で迎えてくださる、という演出に、
思わず立ち止まって、聴き入ってしまいました。
小曽根さんが、以前から、クラシックの演奏に
傾倒されているのは知っていました。
きのうは、モーツアルトのピアノ協奏曲「ジュノム」
のジャズアレンジ版を、オーケストラとウッドベース、
ドラム、という編成での演目で始まりました。
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2F、左サイドからの開演前ホール
3楽章からなる曲を、モーツァルトの華麗で美しい
部分と、ジャズアレンジによる2つの異質な要素が
混じり合い、ある時はぶつかり合い、他には無い
新しい音楽で、私たちを、驚きとともに
未知の世界へ誘ってくれました。
3楽章合わせて、演奏時間は30分超えです。
途中に素晴らしいカデンツァ(演奏者が自由に演奏する
即興演奏の部分)に相当する
小曽根さんのソロ、トランペットソロと、ベースソロ、
最後にドラムソロもあり、たっぷり、古典派
クラシックの要素とジャズの要素を楽しませて
いただいたのです。
休憩を挟んで第二部は、トリオの即興演奏から始まって、
オリジナル曲「パンドラ」、「Cave Walk」
「No Siesta」とプログラムは進みます。
「No Siesta」は楽しいサンバの曲で、
踊りだしたくなるような、リズムとフレーズに
思わず客席で、体を揺らしながら聴きました。
印象的だったのが、プログラムを終えたあと、
ご自身のMCでマイクを握った瞬間に
「あー、楽しかった!」とおっしゃったこと。
私たちも楽しませていただきました(^^)
色々なアーティストと活動をなさっている
小曽根さんですが、ライフワークになっている
ビッグバンド「No Name Horses」とのツアーは、
来年のテーマが「ロック」だそうです。
山岸竜之介(エレキギター)さんと小曽根さん率いる
ビッグバンドジャズ、どんなサウンドになるのか
ちょっと聴いてみたい気もします。
チャレンジを続ける小曽根 真さんの音楽に向き合う
お姿に、多くを学びました。
きのう11日に続いて、今日12日も
公演があります。
オーチャードホール チケット
↓
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/ozone/
クラシックとジャズが好きな方におすすめです。
ピントきた方は是非に。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。