紅天女の音楽-そのオーケストレーションの素晴らしさ

 

 

 

 

多摩川河川敷にて

 

 

 

 

きのうは、一日、コンピューターの前に

 

 

張り付いて、お仕事をしていました。

 

 

オーケストラ曲の作曲です。

 

 

おととい、オペラ「紅天女」を観に行った時の、

 

 

座席は、オーチャードホールの2階席でした。

 

 

オーケストラピットが良く見える席で、

 

 

鳴っている音を聴きながら、動いている楽器奏者を

 

 

同時に見ることができるので、

 

 

オーケストレーションの参考になるのです。

 

(オーケストレーションは、ピアノ曲などを、

 

 

木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器など

 

 

たくさんの楽器に振り分けて行う編曲作業。)

 

 

 

オーケストラの音楽は、複数の楽器奏者が

 

 

一度に音を出すので、個々の楽器がどのように

 

 

重なっているかを知るのには、実際に演奏会に

 

 

出かけてゆくのが一番良い方法です。

 

 

できればポケットスコアを持って行って、

 

 

楽譜を見ながら聴くと、視覚と聴覚の両方で

 

 

音の重なり方を体験できます。

 

 

そういえば、

 

 

学生の頃は、ポケットスコア持参で、

 

 

オーケストラの演奏会に出かけていました。

 

 

演奏している様子が良く見える2階席で

 

 

見ることが多かったです。

 

 

きのうは、お琴とハープが一緒に演奏する場面が

 

 

あって、その繊細な響きが素敵でした。

 

 

作曲や編曲を学んでいる人にとっては、

 

 

CDを聴きながらスコアを見て楽器の重なり方を、

 

 

体験するのも良い方法です。

 

 

ですがやはり、空気を通して振動している音を、

 

 

コンサートホールやライブ会場に出向いて

 

 

聴くことは「音を含めた音響を肌で感じる。」

 

 

という点において、優っていると言えるでしょう。

 

 

話がそれましたが、

 

 

「紅天女」は、日本のオペラ作品として、

 

 

海外の方を含め、多くの皆さまに観ていただきたい

 

 

作品だと改めて感じた次第です。

 

 

第3幕、3時間の長丁場のオペラを支える音楽を

 

 

書き上げた、この作品の作曲家、寺嶋 民哉さん、

 

 

素晴らしい音楽をありがとうございました。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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