エネオマイオスの機械塔-新しい動画を公開しています
昨日、今日と、最高気温が２２度という陽気の関東地方です。
午前中、洗濯や掃除などしていると、汗ばんできて、
着込んでいたダウンベストやセーターを次々と
脱いでゆかなければなりませんでした。
新しい動画を公開しています。
【エネオマイオスの機械塔/Eneomaos Machine Tower】
〜Castlevania : Curse of Darkness〜より
↓
キャッスルヴァニアシリーズの作品ではお馴染みの、
タワー（塔）ステージのBGMです。
大きな時計盤がステージ入ってすぐのところにあったのを
思い出します。
そこから着想を得て、この曲の原曲のイントロには、
時計の秒針が動く音を「カチ、カチ、」と入れました。
さて、ここのところYou-Tubeで自作のゲーム音楽を
演奏して公開するようになってから、ピアノという楽器の
表現について、これまで以上に向き合っています。
そのようなこともあって、NHK教育のクラシックTV
という番組を録画して見ています。
ピアニストの清塚信也さんと歌手・モデルの鈴木愛理さんが
ゲストとともに、幅広い音楽の魅力を紐解く番組です。
アニメやゲームの作曲家も出演することがあるので、
興味深く見ています。
きのうは、ジャズピアニストの小曽根真さんがゲストでした。
小曽根さんは知る人ぞ知る、日本を代表するジャズピアニストです。
実は、彼の父親が、確かハモンドオルガン奏者だったので、
鍵盤楽器に親しんだのはハモンドオルガンからだったのです。
私もピアノを習い始める前は、エレクトーンを先に学んで
いたので、親近感を感じます。
スタジオには、ハモンドオルガンのほか、チェンバロ、
フェンダーローズ（エレキピアノ）などが用意されて、
それらを楽しそうに弾く小曽根さんの姿が印象的です。
ピアノは叩く強さに強弱が付けられますが、
このメカニズムが発明された当時は、画期的なことでした。
ピアノの前身であるチェンバロは、叩く強さによって、音量を
変化させることはできなかったのです。
オルガンも打鍵の強さによって音量を帰ることはできません。
こうして発展してきたピアノという楽器、１９世紀に入って
その音域を広げ、今の形になりました。
ベートーベンは、それまでよりも音域が広いピアノが
出現した時、嬉しくて、鍵盤の端から端まで使う
「ハンマー・クラヴィーアNo.29変ロ長調」を作曲しています。
特にこのピアノ・ソナタの一楽章は、大胆な和音を使って
喜びに満ち溢れているように感じます。
ベートーベンも、作曲のときに使える音域が広がって
よほど嬉しかったのだと推察されます。
番組の中で驚いたのが、ピアノの正式名称（分類）です。
打弦鍵盤楽器というのがその名称ということが紹介されて
いました。
確かに現代のピアノは、ハンマーで弦を叩いて音を出す
鍵盤楽器なので、深く納得したのでした〜。
ちなみにチェンバロは、弦を弾いて音を出すので、
強く弾いても弱く弾いても、弦をはじくところの音量は
同じなのです。
小曽根さんがチェンバロでブルースぽいフレーズを演奏
するシーンがありましたが、レアな雰囲気で、面白かったです！
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。
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