ピチカートとアルコ

 

 

 

10月もおわり、今年もあと2ヶ月です。

 

 

お仕事お仕事の毎日、今日も楽譜の作成を

 

 

しています。

 

 

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今日は、音楽用語について書きます。

 

 

この楽譜は、ウッドベース(コントラバス)

 

 

奏者のための楽譜です。

 

 

ウッドベース

正面から胴体だけ撮影したもの

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ヴァイオリンに似てるけど、

 

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とても大きい楽器です。

 

 

冒頭の写真の中に、

 

 

「pizz.」と「arco」、と、テキストで書いて

 

 

いる箇所がありますね。

 

 

「pizz.」は、ピザの略ではありませんよ。

 

 

「pizzicato」ピチカートの略です。

 

 

ピッツィカート、とも読みます。

 

 

指で弾く、

 

 

という演奏方法を示す音楽用語です。

 

 

 

そして「arco」

 

 

 

アルコ、と読むイタリア語です。

 

 

英語では「Bowing」(ボウイング)。

 

 

「弓」という意味で、弓を使って演奏する、

 

 

という音楽用語です。

 

 

 

ポップスやジャズなどのベース演奏は、

 

 

指ではじいて演奏するのが通常ですので、

 

 

とくに pizz. などの表記はいりません。

 

 

ところが、時々、静かなイントロや、

 

 

ゆったりした曲では、弓を使った演奏をする

 

 

ことがあります。

 

 

そのときに、これらの表記が必要になるのです。

 

 

弓で演奏するか、指ではじいて演奏するかは、

 

 

作曲家や編曲家が、その曲や、曲奏、によって

 

 

表現したい奏法を決めて、楽譜に音楽用語として、

 

 

記入しておく、というわけです。

 

 

その時に大切なのは、

 

 

演奏者が、弓を持ったり、置いたりする時間、

 

 

少しの間が必要です。

 

 

どのくらいの間、が必要なのか、想像して、

 

 

休符等をいれてあげると良いですね。

 

 

 

さて、

 

 

 

ピチカート、といえば、

 

 

「ピチカートファイヴ」を思い出します。

 

 

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1984年に結成され、1990年代に活躍した

 

 

渋谷系とよばれる、おしゃれで洗練された音楽で

 

 

知られるグループです。

 

 

代表曲「東京は夜の7時」は、多幸感あふれる

 

 

素敵な曲で、今聴いても、ワクワクしますよ。

 

 

 

音楽って素晴らしい!

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただいて、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

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