聖女ヒルデガルドの音楽

 

 

 

 

 

 

ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの音楽

 

 

 

 

きのうは、山梨へ、日帰りで行ってきました。

 

 

ヒルデガルド・フォン・ビンゲン

 

(ドイツ/1098年-1179年)

 

 

12世紀最大の賢女と呼ばれる修道女です。

 

 

医学、薬草学に詳しく、

 

 

作曲家、演奏家、作家、画家でもある、

 

 

まるで、レオナルド・ダ・ヴィンチのような

 

 

多才な人です。

 

 

そのヒルデガルドを敬愛するお二人、

 

 

増川いづみ博士、はせくらみゆきさんの

 

 

トークショー&ヒルデガルドの映画上映会が

 

 

八ヶ岳サロン「星の雫」で開催されました。

 

 

 

1月11日の始まりの日、ヒルデガルドさんに

 

 

まつわるイベントに参加できたことは、

 

 

「ミチカホール」を結成して音楽活動を

 

 

してゆく今年のはじめ、

 

 

たくさんの勇気とヒントを頂きました。

 

 

増川先生は、ヒルデガルドが今ほど脚光を

 

 

浴びるよりもずっと前に、

 

 

彼女が暮らしたドイツの修道院を訪れ、

 

 

また、

 

 

はせくらみゆきさんは、昨年、

 

 

ヒルデガルドが暮らし、修復された

 

 

新しい修道院を訪ねたそうです。

 

 

そのときに収録した「鐘の音」を

 

 

スタートに上映会は始まり、

 

 

続いてヒルデガルドにまつわる、

 

 

興味深いお話(彼女は、預言家でもあり、

 

 

預言を通して、時の権力者の信頼を得、

 

 

1000年後の、

 

 

日本の今の姿なども言い当てています。)

 

 

彼女の生きた時代は、

 

 

女性の人権が今ほど確立されていない時代。

 

 

そんな彼女は、時の権力者ににらまれ、

 

 

牢獄で過ごしたこともあったのです。

 

 

 

そのときに多くの音楽を作曲し、

 

 

死後800年以上を経た現在、

 

 

頻繁に演奏されるようになり、

 

 

その全曲がCDとして復刻されました。

 

 

 

そして、やっと多くの功績が認められ、

 

 

聖女として認定されたのです。

 

 

ヒルデガルド作曲の音楽を聴きながら、

 

 

このブログを書いています。

 

 

この時代の音楽の特徴である

 

 

教会旋法が聴いてとれます。

 

 

心が洗われるような、女性ヴォーカルの

 

 

シンプルな旋律と、

 

 

パイプオルガンの通奏低音が

 

 

心地よくて、

 

 

天上の存在からのメッセージが

 

 

こめられているように感じます。

 

 

 

少し、その音楽の魅力を

 

 

ひもといてみましょう。

 

 

 

私たちがふだん耳にする音楽の音階は、

 

 

ドレミファソラシド です。

 

 

教会旋法は、いくつか種類がありますが、

 

 

ドレミファソラシド、の「シ」の音を、

 

 

「シb」にすると、

 

 

中世ヨーロッパの響きになります。

 

 

 →  

(G7  C)

 

 

という

 

 

ドミナント → トニック の

 

 

緊張  解決

 

 

の響きよりも、

 

 

シb →  

(Gm7  C)

 

 

の方が、どこか優しくゆるい響きです。

 

 

 

 

というわけで、

 

 

きのうは、八ヶ岳の大自然のなか、

 

 

 

ヒルデガルドの崇高な精神に、

 

 

触れることができて、とっても癒された1日と

 

 

なりました。

 

 

増川博士は、私が勉強中の

 

 

サウンドヒーリングスクールの先生です。

 

 

スクールの時とは違った、

 

 

先生の、おちゃめなお人柄に触れことができて、

 

 

とっても楽しいひとときでした。

 

 

そして、

 

 

帰りの「あずさ」の席番号が、

 

 

8号車11列

 

 

末広がり、始まり、ぞろ目、ということで、

 

 

勝手に縁起の良い数字だと喜んでいます・笑

 

 

 

皆様にとっても、

 

 

幸多い1年となりますように

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただいて、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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