私がこれまでの人生で影響を受けた3曲の共通点

 

 

 

 

 

 

思い出の曲

 

 

 

これまでの人生で、影響を受けた曲について

 

 

3曲選んで書きました。

 

 

実は、この3曲、共通点があります。

 

 

それは、

 

 

いずれも、発表してすぐに、多くの人に

 

 

受け入れられたわけではない、

 

 

ということです。

 

 

坂本龍一さんのデビューアルバム「千のナイフ」

 

 

初回プレス、400枚のうち、200枚は返品

 

 

されたのです。

 

 

今でこそ世界に名だたる龍一さんですが、

 

 

当時は、まだ

 

 

イエロー・マジック・オーケストラの結成前で、

 

 

スタジオミュージシャンとして活動していました。

 

 

昼間、

 

 

編曲家や、キーボード奏者として活動しながら、

 

 

夜、スタジオにこもって

 

 

このアルバムを制作するという、

 

 

デビューしたての音楽家でした。

 

 

きっと、収支は赤字だったでしょう。

 

 

そして、

 

 

ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、

 

 

初演の時に、嘲笑とブーイングの嵐で、

 

 

聴衆が賛否両論、2つの派に別れて大騒ぎに

 

 

なったことは、昨日のブログにも

 

 

書いた通りです。

 

 

そして、

 

 

ラヴェルのピアノ曲「水の戯れ」は、

 

 

彼がパリ音楽院在学中の1901年に

 

 

書いた作品で、師匠であるガブリエル・フォーレに

 

 

献呈されました。

 

 

この曲も、

 

 

初演の時には耳障りで複雑すぎる、

 

 

との評価がほとんどで「全くの不協和音」

 

 

とまでサン・サーンスに言わしめました。

「動物の謝肉祭(白鳥)」の作曲者

 

 

驚きの事実ですが、

 

 

もしかしたら私も、

 

 

この時代に生きいたとして、

 

 

ラヴェルの斬新な和声に耳が慣れていなくて、

 

 

不協和音だ、と思ったかもです。

 

 

じつのところ、

 

 

ラヴェルやドビュッシーのフランス印象派の

 

 

音楽が好きになったのは、

 

 

高校生くらいからで、その頃までは、バッハや

 

 

モーツアルト、ベートーベンなど、

 

 

古典派〜ロマン派の響きが好きでした。

 

 

小学校の時、習っていたピアノの先生から、

 

 

課題曲としてドビュッシーのピアノ曲を

 

 

勧められた時は、

 

 

いつもと違う和音の響きが受け入れられずに、

 

 

他の曲に変えてもらった思い出が

 

 

あります。

 

 

 

というわけで、

 

 

これから「ミチカホール」デビューアルバムの

 

 

制作に取りかかりますが、

 

 

やはり、自分が良いと思った音楽を、

 

 

たとえ始めは受け入れてもらえなくても、

 

 

形にして、発表してゆきたいと思いました。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

Leave a Reply