中台禅寺の極楽浄土-その2

 

 

 

 

 

中台禅寺、敷地内のジャングル?(森)

 

 

 

西日本の豪雨により被災された皆さまに、

 

 

お見舞い申し上げますとともに、

 

 

被災地域の復旧を、心からお祈り申し上げます。

 

 

お亡くなりになられた方々の

 

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

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今日のブログは、

 

 

光を観る旅〜台湾〜で訪れた、

 

 

中台禅寺の続きを書きますね。

 

 

16階にある万仏殿というフロアは、

 

 

薬7重の塔(薬師仏塔)が建てられていて、

 

 

夜になるとライトアップされます。

 

 

 

万仏殿(パンフレットより)

 

 

万仏殿の両側は、

 

 

枠のない大きなガラス張りで、

 

 

見学者が、外からも薬師仏塔を

 

 

見られるようになっています。

 

 

内側からも、外側からも、

 

 

圧巻の眺めでした。

 

 

 

万仏殿前の広場(パンフレットより)

 

 

 

ガラスは蓮の花びらの形をしていて、

 

 

強風や耐震の際にも前後40センチ以上の

 

 

揺れにも耐えられる構造になっています。

 

 

一般の人は見られないところにも案内

 

 

していただける、と伺っていましたが、

 

 

これほどとは!

 

 

驚きと感動の中、

 

 

さらにエレベーターで上の階へ。

 

 

そこは、すべて天然の石でできている

 

 

彫刻の絵が展示されているフロアでした。

 

 

大理石のような自然の石の色を生かした

 

 

絵画のような彫刻作品です。

 

 

人間技とは思えない

 

 

精妙な彫刻が施された石の絵画、

 

 

その計り知れない芸術的価値は、

 

 

一体どのくらいなのか、

 

 

想像もできないものでした。

 

 

絵画の余韻の中、さらに上の階へ、

 

 

案内してくださいます。

 

 

ついに、

 

 

最上階の37階までやってきました!

 

 

エレベーターを降りると、

 

 

目の覚めるような蓮華模様の世界が

 

 

目前に広がりました。

 

 

あまりの美しさに、言葉が出ません。

 

 

 

最上階の「金頂」(パンフレットより)

 

 

 

金頂と呼ばれるところです。

 

 

中台禅寺のてっぺんで、

 

 

この写真の一番上、丸いドームのようになって

 

 

いるところです。

 

 

 

一番上の丸いところが37階

 

 

 

スペーストラス法という手法で建築されていて

 

 

球形の構造になっています。

 

 

その下に立ちますと、

 

 

正面にはお釈迦さまの像があります。

 

 

そこで、一人一人、願い事を唱えます。

 

 

 

そうすると、どうでしょう、

 

 

自分の声が、

 

 

まるでスピーカーを通したように、

 

 

拡大して、聴こえるのです。

 

 

 

宇宙と同じだな、と思いました。

 

 

良い言葉を言うと、

 

 

良い言葉が返ってくる。

 

 

よくない言葉を言うと、

 

 

よくない言葉が

 

 

返ってくる。

 

 

究極の気付きを得られる場所でした。

 

 

ここに立った時、極楽浄土はきっと

 

 

このようなところなのだろうなぁ、

 

 

と感じました。

 

 

美しい彫刻が施された金頂の天井は、

 

 

人々が本来持っている、

 

 

円満な徳性を表しています。

 

 

そして、

 

 

厳しい修行を終えた修行者が、

 

 

清らかな自分の霊性に気付き、

 

 

自分の優れたところを限りなく発揮し、

 

 

役立たせることができることを

 

 

知る場所なのだそうです。

 

 

素晴らしい体験をさせていただきました。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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